Hリムのご紹介

カスタムを進めていくとホイールのサイズ変更やメッキからブラックに

塗り替えたりと、がらりと車両のイメージを変えることができるカスタム箇所です。

今回紹介するのはさらに見た目だけではなく機能面でもアップグレードできる
アルミニウムのHリムです。

まずHリムとはなんぞやという方もいらっしゃると思いますので軽くご説明いたします!

HD社がまだ日本車が世界的な規模での販売数がないころ、ドイツのBMW社などの
250㏄クラスに対抗できるモデルを販売するために1960年の
アエルマッキの製造元エアロナウチカ・マッキ社との提携、そして
1961年にイタリアのアエルマッキを事実上買収したことで
イタリアンメイドの高品質/高性能な部品を入手できるようになりました。

1971年のハーレーの広告にはXR750から250㏄アエルマッキ、ニューモデルのボートテールFX
王道のFLH、ツーリング使用のXLHなどかなり幅広いのラインナップが並びます。

提携/買収によりイタリアに工場を持つことで、さらに
デロルトキャブレターやボラーニアルミニウムリムなどヨーロッパの高性能部品が
アメ車ハーレーに採用されていきます。

それらの部品はワークスレーサーKRに採用され、1964年からは
XLモデルにも採用が始まり、市販車にもフィードバックされました。


1972 XR750
1972年に誕生したオールアルミエンジン(それ以前の鉄のエンジンと区別されアロイXRと呼ばれる)

デビューの1972年にいきなりAMAチャンピオンになり、73.74年はYAMAHAケニーロバーツに
タイトルを奪われたものの1975-83年の9年間は全てXR750がチャンピオンとなりました。

当時の純正採用のボラーニアルミHリムは現在でも非常に人気が高く、
カスタムショーなどでも多々見ることのできるリムですが、
サイズによっては非常に高価です。

Hリムとはリムの断面がHに近いことから呼ばれていますが
横からの立ち上がりのインパクトが強く、現在でも海外や日本でも
レース用としての軽量アイテムとしての用途だけではなく
CHOPPERアイテムとしても確立したリムといえます。

弊社で扱っているのはスペインのMORAD製品になります。
当時物のイタリアボラーニではありませんが、非常に良い雰囲気です。
ちゃんとがっちりとしたH形状でよい感じです。

実際にリム単体で、鉄リムと比べると驚くほど軽いです。
見た目はもちろん、走りの面でもバネした重量の軽量化が可能です。

とにかく足元がかっこよくキマる、かつ軽量化もできる
優れものでございます。

ぜひホイールリムの交換の際はMORAD Hリムもご検討くださいませ!!

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