スプリンガーフォークにディスクブレーキ!

誰もが一度はあこがれるスプリンガーフォーク

現在ではヨーロッパ製品、アジア製品などいろいろなメーカーが
ハーレーのレプリカ、特に74スプリンガーフォークを製造しております。

(74の意味は74CUI=1200ccです。つまりWLなどの小排気量の45スプリンガー=45CUI/750ccと
区別する意味で74スプリンガー45スプリンガーと呼ばれています。
ネックシャフト径やアクスル径、ロッカーなどが排気量で異なっています。)

1948年の最初のPANHEADまで純正で採用されたスプリンガーフォークに組み合わされた
ブレーキシステムはご存知の通り、ドラムブレーキです。

しかし、カスタム車両用として様々なメーカーからディスクブレーキキットが販売されています。

弊社であつかっているスプリンガー用のディスクブレーキキットはヨーロッパ製品になります。

特徴的なのは小さいブレーキと小径のディスクです。

国内で販売されているキットのほとんどは11.5インチディスクと4ポッドキャリパーを採用していますが、
ディスクの外径が大きいほどストッピングパワーは増加するのですがスプリンガーフォークの
構造上、11.5インチだと効き過ぎてフォークが逆の動きをしてしまうようです。
走行上危ないので、ディスクブレーキとはいえ小径で小さいキャリパーで
ほどほどのストッピングパワーの方がフォークにあっているようです。

ハーレーは(特にショベルあたりまで)米国の道路事情で生まれたオートバイなので
基本的にリアブレーキで止まるのが基本です。

スプリンガーでディスクブレーキを組み合わせる場合はこういった理由から
弊社では小径で小さいキャリパーのこのキットをおすすめしております!

さらにいい感じにするためにはフォーク側のトルクロッドの取り付け位置の
変更が効果的ですが、溶接作業が必要になるのでプロショップにご相談くださいませ!