説明
オイルストップ サンドスペーサーKIT 36-79年TM用
ショベルのトランスミッションのメインシャフト部分からの
オイル漏れ対策を考慮して制作したメタフォームガスケットから
発展させて開発した、1936-79年のメカトップ/ラチェットトップTM用の
オイル漏れを防ぐ、スペーサーKITです。
純正のスペーサーはキー溝があるため、いままでメタフォームGKが使用できませんでした。
そこで純正のスペーサーを研究しメタフォームのガスケットの接地面を確保、
スペーサーを設計/作成し、炭素鋼で焼き入れ熱処理し
摺動部分(シールが当たる面とメインシャフト側)は耐久性向上目的、さらに防錆効果も狙い
内寸/外寸ともに厳密な寸法管理の上、スペーサー全体にハードクロームをかけております。
また純正よりも強度を増すため肉厚もとってあります。
また純正よりも強度を増すため肉厚も純正よりも大きく寸法をとってあります。
合わせて使用する専用のシールはほか年式の流用ではなく、スペーサーに合わせた最高の品質を持った
大手ベアリングメーカーのNTN製を使用しています。
さらにスペーサー本体はワンピース構造のため、純正と変わらず、車体にミッションが乗っている状態でも
組み付けしやすいという利点もあります。
さらにワンピース構造のため、車体にミッションが乗っている状態でも
組み付けしやすいという利点もあります。
ツインカム以降では純正採用となった、メタフォームガスケット。
メタフォームは金属面の微細な凸凹を埋めオイルの漏れを、以前の紙ガスケットよりも
はるかに効率よく止めることのできる金属ベースのガスケットです。
弊社ではKEYSTER 岸田精密の協力を得て、ハーレーの旧車用の様々なガスケットを
リリースしてまいりました。
その中でも好評をいただいております、TM用のメタフォームガスケットを
メカトップ/ラチェットトップにも使用できるようにしたいと思い開発を進めてきました。
専用のスペーサーを開発したことで
メインドライブギアスペーサーとスプロケットの間、
スプロケットとロックタブの間、ロックタブとスペシャルナットの間に
メタフォームGK使用することで、オイルが漏れる可能性のある金属面同士の設置個所からの
オイル漏れを遮断します。
また社外品では定番のオイルシール付きのスプロケットナットですが
弊社ではより高品質なハーレーの純正ベアリングにも採用されている
【KOYO製】のダブルリップ式シールを採用しております。
ナット自体は社外ではデュオナットなどのスプロケットの接地面にOリングが入ったものもございますが
オイルを確実に止めるために、弊社のナットは座面はフラットタイプとなっております。
また、スペーサーはワンピース構造に設計しておりますが
これは、スペシャルナットのKOYO製シールのリップ部分まではオイルが来るように
設計しているためです。
オイルがシールリップ部分まで来ることで、オイルシール本来の潤滑も適切に
できるため、長寿命を狙った構造になっております。
適合
1936-79年のメカニカルトップとラチェットトップトランスミッション