昨年の冬から開発を開始しておりました33.4mmインナーチューブ
+8インチオーバーが入荷いたしました!!
1957-72年までのXL、FXに使用されていたフロントフォークの
ストックから8インチロングのインナーチューブです。
私自身16年ぐらい前に33.4+8インチオーバーのPAN CHOPPERを
杉並のチェリーズカンパニーさんに作ってもらい
手放すまで毎日のように乗っておりました。
ここ10年くらいは33.4mmのインナーチューブはストック長しか
販売されておらず、ロングフォークにしたい場合は当時物か
GLIDESTONE製の+4、+6しか選択肢がありませんでした。
ロングフォーク好きとしてはやはりどうしても+8インチオーバーを
製品として作りたいという思いから日本国内でKAWASAKIの旧車のレストア用
インナーチューブを製造している企業に設計、材質検討などを依頼し、
海外の工場で生産しました。
材料はSTKM13C (継目無)機械構造用炭素鋼磨管です。
取付は、必ずオートバイ整備工場にて行ってください。
ストックのスプリングでは8インチ分の
長さが足りなくなりますので、ご自身で塩ビ管などを使用して
組み付けを行ってください。
※純正のトリプルに取り付ける場合は
純正インナーチューブがメッキではなかったことから差し込み部分の
内径が小さめの為、トリプル側のホーニングが必要です。
社外のツリーは同じく社外の33.4mmに合わせて作られているので
そのまま使用ができます。
取り付け画像のフレームはレプリカフレームですのでネック角度は30度です。
+8インチならではのカチ上がり方がワルですね。
※カチ上がった車両はスタンドがストックでは長さがたりませんので
スタンドを曲げるなどの工夫が必要ですので、取付を依頼されるショップ様に
インナーチューブ購入前に必ずご相談ください。
現在ロングフォーク向けのスタンドは既製品ではございません。
■全長780mm
カチあがりっぷりが非常に良い雰囲気です!!
上の茶色の袋のものがVTWINのストックサイズです。
キッチリ+8インチ(約20cm)ロングです。