新製品のお知らせ!オイルストップ サンドスペーサーKIT 36-79年TM用

オイルストップ サンドスペーサーKIT 36-79年TM用

【NEW】
2月21日前後から新たに
1980-81年 ロータリートップ用
1982-84年 ロータリートップ用
が発売予定です!!

ショベルのトランスミッションのメインシャフト部分からの
オイル漏れ対策を考慮して制作したメタフォームガスケットから
発展させて開発した、4速トランスミッション用の
オイル漏れを防ぐ、スペーサーKITです。

特に1936-78年の純正のスペーサーはキー溝があるため、いままでメタフォームGKが使用できませんでした。
またロータリートップ用も並行して開発を進め、後期型にも確実に
オイル漏れをストップできるようにトータル寸法を出し、しっかりと
シール付きナットが適切な位置に来るように摂家しております。

純正のスペーサーを研究しメタフォームガスケットの接地面を確保、
スペーサーを設計/作成し、炭素鋼で焼き入れ熱処理し
摺動部分(シールが当たる面とメインシャフト側)は耐久性向上目的、さらに防錆効果も狙い
内寸/外寸ともに厳密な寸法管理の上、スペーサー全体にハードクロームをかけております。

ぜひ実際にメインドライブギアにスペーサーを入れてみて下さい。
じつに気持ちのいいクリアランスです。

また純正よりも強度を増すため肉厚も純正よりも大きく寸法をとってあります。
1936-79年用のラチェットトップ用に合わせて使用する
専用のオイルシールはほか年式の流用ではなく、スペーサーに合わせた最高の品質を持った
大手ベアリングメーカーのNTN製を使用しています。

ローターリートップ用は高品質の物を選定し、セットしております。

さらにスペーサー本体はワンピース構造のため、純正と変わらず、車体にミッションが乗っている状態でも
組み付けしやすいという利点もあります。

このキットの開発の原点となったツインカム以降では純正採用となった、メタフォームガスケット。

メタフォームとは金属面の微細な凸凹を埋めオイルの漏れを、以前の紙ガスケットよりも
はるかに効率よく止めることのできる金属ベースのガスケットです。

弊社では大阪のKEYSTER 岸田精密の協力を得て、ハーレーの旧車用の様々なガスケットを
リリースしてまいりました。

専用のスペーサーを開発したことで、メタフォームガスケットは
メインドライブギアスペーサーとスプロケットの間、
スプロケットとロックタブの間、ロックタブとスペシャルナットの間に
使用することで、オイルが漏れる可能性のある金属面同士の設置個所からの
オイル漏れを遮断します。

(いままでは金属面同士の接触面はオイル漏れを止めることは難しい問題でした。)

また社外品では定番のオイルシール付きのスプロケットナットですが
弊社ではより高品質なハーレーの純正ベアリングにも採用されている
【KOYO製】のダブルリップ式シールを採用しております。

ナット自体は社外ではデュオナットなどのスプロケットの接地面にOリングが入ったものもございますが
オイルを確実に止めるために、弊社のナットは座面はフラットタイプとなっております。

また、スペーサーはワンピース構造に設計しておりますが
これは、スペシャルナットのKOYO製シールのリップ部分まではオイルが来るように
設計しているためです。
オイルがシールリップ部分まで来ることで、オイルシール本来の潤滑も適切に
できるため、長寿命を狙った構造になっております。

特にいままでは、純正スペックでリビルドしても、いずれは
オイル漏れがあたり前のともいえる旧車ハーレーでしたが
現代のガスケット技術とシールの性能を最大限発揮できるように開発しました
このオイルストップサンドスペーサー(オーエススリー)をぜひ
リビルドの際はご検討いただければ幸いでございます。